国後島・泊 風力発電施設を民間事業者に無償譲渡 地域への電力供給業務を委託

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国後島ゴロブニノ(泊)に設置された風力発電施設が10月1日から発電施設の運用管理を行う「モバイルGTES社」に委託される。電力設備の効果的な運用と住民への安定した電力供給を目的に、南クリル行政府が委託先を探していた。入札の結果、同社が選定されたもので、ゴロブニノの風力発電施設、変電所、100kmの送電線などが無償で譲渡される。同社は遠隔地におけるエネルギー供給に実績があり、これまでソチ・オリンピックなどのビッグプロジェクトにも参加している。また同社は色丹島のマロクリリスコエ村(斜古丹)とオストロブノイ水産加工場に電力を供給するディーゼル発電施設の運用を行うことで、サハリン州政府と合意している。(kurilnews.ru2020/9/11)

国後島・泊の風力発電施設はクリル諸島社会経済発展プログラムに基づいて2014年に設置され、泊地区とドゥボボエ地区に電力を供給するとしていたが、購入した設備は中古品で、設置工事の不備や杜撰な管理、維持コストがかさむなど様々な問題が指摘された。

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