国後島、色丹島、歯舞群島を管轄する南クリル都市管区のエリザヴェータ・アンドレーヴァ副市長が、自身と密接な関係にある業者に便宜を図った疑いで、刑事事件の捜査対象になっている。行政府の副市長のオフィスと彼女の自宅が家宅捜索された。アンドレーヴァ副市長は過去に2度、メディアを騒がせたことがある。最初は、サハリン州政府の幹部が彼女をホルムスク地区の市長に据えようと動いた時だ。しかし、市議会議員たちの反対で実現しなかった。その時、リマレンコ知事は「彼女は汚職スキャンダルもなく、若くてアクティブ。すべてがうまくいくことを願っている」と支援した。2度目は知事主催のテレビ会議で、上司のブラセンコ市長と並んで座り、カメラの前で互いにじゃれ合う姿が映し出され、問題になった。(サハリン・インフォ2020/9/25)
コメント