北クリルのパラムシル島(幌筵島)セベロクリリスクの市街地を歩き回っていた大きなクマが射殺された。9月30日午後11時ころ、住民からクマがうろついていると林業局に通報があった。林業検査官と警察官らが現場に駆け付けると、推定5-6歳とみられる大型のクマが住宅の庭を歩き回っていた。最近、墓地などに残された食べ物を求めて市街地に姿を見せていたクマで、関係者は住民に危害を加える恐れがあるとして射殺した。クマの胃を調べると、住民が出した残飯やゴミが発見された。専門家は住宅街と山林の境界にゴミを捨てないよう注意しているが、結局、徹底されておらず、悲しい結果となった。(サハリン・インフォ2020/10/1他)
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