国後島ユジノクリリスク(古釜布)の文化会館で10月5日、教師の日を祝う式典が開かれ、国後島と色丹島で教壇に立つ先生たちに感謝状が贈呈された。国後島と色丹島にある12の教育機関には1,850人の子供たち(1,200人の児童生徒、650人の園児)が通っている。5つの中等学校には100人以上の教師を含め職員200人以上が働いている。式典では南クリル行政府のエリザヴェータ・アンドレエーヴァ副市長が「みなさんは島の発展に大きな役割を果たしている。教師を支援する包括的な対策として、過去2年間で給与を20%アップするなど労働条件の改善にも取り組んでいる」と挨拶した後、地元のボーカルグループによるお祝いのコンサートが開かれた。(サハリン・インフォ2020/10/5)
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