新型コロナウイルスの影響で、国境閉鎖が続いていることから国内で休暇を過ごす観光客が増加し、サハリンと国後島を結ぶ定期航空便のチケットが入手できない国後島住民の中で不満が高まっている。運航会社のオーロラ航空によると、10月17日までのチケットが販売済みとなっている。現在、サハリン–国後島間は土曜日の臨時便を含め週5往復しているが、これまでも観光シーズンや水産加工場の出稼ぎ労働者の移動時期にはチケットが取れない状態が生じていた。交通アクセス問題は州政府や地元自治体にとって最も困難な課題となっている。択捉島–サハリン便は購入可能となっている。(サハリン・インフォ2020/10/7)
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