観光クラスター「南クリル諸島」 ロシアエコツーリズム開発コンテストでトップ10入りへの期待高まる 10月16日発表

全ロシア・エコツーリズム開発コンテストで、トップ10入りの可能性が高いとされる観光クラスター構想「南クリル諸島」とサハリン本島の「ブッセ湖」の開発について、サハリン州のリマレンコ知事がコンテストを主催する政府系組織「戦略的イニシアチブ」(ASI)のオリガ・ザハロワ副局長と会談した。コンテストにはロシア全土から200件を超える応募があり、「南クリル諸島」を含め34件が最終審査に進んだ。トップ10は10月16日に発表される。リマレンコ知事は主として国後島色丹島エリアで構成する観光クラスター「南クリル諸島」について、「信じられないほど美しい場所だ。クラスター形成は自然を維持するだけでなく、インフラ整備などで民間投資を呼び込み、新しい雇用を創出する」と語った。知事によると、2021年にメンデレーエフ火山(羅臼山)に隣接する温泉施設の整備や人気観光スポットであるストルブチャティ岬(材木岩)、ゴロブニン火山(泊山)、アンドレエフスキー森林警備区域へのハイキングコースなどの整備を予定している。州政府は「南クリル諸島」と「ブッセ湖」の2つの観光クラスター構想の実現によって新たに1000人の雇用が創出され、地域総生産を460億ルーブル増やし、70億ルーブルの税収増を見込んでおり、すでに7つの民間投資グルーブが25億ルーブルを投資する用意があると表明している。(tia-ostrova 2020/10/8)

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