今年、国後島に移り住んだサックス奏者アルメン・バダリアンさんは、国後島でサックス奏者を育てたいと、南クリル音楽学校で子供たちを対象にした教室を開きたいと考えている。バダリアンさんの妻は南クリルの出身。「もっと国後島の文化レベルを上げることができるはず。子供たちにサックスの楽しさを知ってもらい、ゆくゆくは国際的に活躍できる人材を育てたい」と意気込む。バダリアンさんはウラジオに近いウスリースク出身で、7歳からサックスを勉強。ウラジオの芸術アカデミーを卒業後、沿海地方フィルハーモニー管弦楽団に入団、2018年からネベリスクのポップスオーケストラで演奏した。2016年、ウラジオで開催された国際大会で3位、2018年にはポップス&ジャズフェスティバルで2位、翌年には見事優勝した実績を持つ。8歳から13歳までの児童を対象に教室を開く考えで、生徒を募集している。(Kurilnews.ru 2020/10/14)
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