【中標津】北方領土付近をチャーター機で飛び、元島民らが上空から先祖らを慰霊する初の事業が21日、中標津空港(根室管内中標津町)発着で2回行われた。計54人が参加。新型コロナウイルスの影響で北方領土ビザなし渡航が全て中止になる中、元島民らは眼下の島に手を合わせ、再び上陸できる日を願った。(北海道新聞2020/10/22)
チャーター機は日ロ中間ラインの北海道本島側上空を午前と午後に1回ずつ、約1時間飛行した。晴天に恵まれ、国後島と歯舞群島の一部の島を間近に眺めることができた。島が近づくと、元島民らは機内アナウンスに従って3回、黙とうをささげた。
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