色丹島・斜古丹湾 海面に再び正体不明の「油膜」

色丹島のマロクリルスカヤ湾(斜古丹湾)で、再び原因不明の油膜のようなものが海面を覆った。一部の住民はオストロブノイ水産加工場が自然に害を及ぼしていると非難している。Sakh.comは8月にこの問題を報道したが、オストロブノイの経営者は9月に汚染物質の検査を実施するとしていた。同社は「3週間前に当局によるサンプル採取が行われ、分析のためサハリンに運ばれた。いま、その結果を待っているところだ」と説明している。その上で「今回、油膜が浮かんだ連邦桟橋エリアは水産加工場から離れており、工場の操業とは全く関係がない」と語った。一方、住民は「船から撮影したこれらの写真は、海で何が起こっているかを示している。色丹島で発生する環境災害を誰も気にしないのはなぜだろう」と疑問を投げかけている。以前、オストロブノイの経営者は、色丹島近海でイワシやサバ漁を行っている漁船から流れ出た可能性があるとしていた。また、海が荒れた後にイワシが海岸に打ち上げられて油膜が形成される可能性も指摘されていたが、住民はいずれも説得力に欠けると感じており、当局の積極的な行動を求めている。(サハリン・インフォ2020/10/22)

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