国後島、色丹島などを管轄する南クリル都市管区のブラセンコ市長が辞職を表明したことを受け、今後新しい市長の選考手続きが発表される。いずれにしろ、新市長を決定するのは南クリル地区議会の議員である。南クリル行政府のウエブサイトによると、刑事事件の捜査対象になっている第一副市長のエリザヴェータ・アンドレーヴァ氏は10月23日付で市長室付の「専門家」リストに入っており、すでに副市長として勤務していない。現在の第一副市長はセルゲイ・クズメンコ氏となっている。クズメンコ副市長の経歴は不明な部分が多いが、ホルムスクとネべリスクを管轄するFSB(国境警備隊)の責任者を務め、「勇気のために」というメダルを授与されている。行政府では燃料・エネルギー・住宅部門を監督している。(サハリン・インフォ2020/10/28)
クズメンコ第一副市長
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