先週、大規模なクリーン作戦が展開された択捉島・ゴルノエ地区で、住環境改善に向けて今度は造成中の広場にチューリップの球根300個が植えられた。大祖国戦争の勝利75周年にちなんだ「勝利のチューリップ」運動の枠組みで行われ、ロコトフ市長やベラウソワ地区議会議長も駆けつけた。ベラウソワ議長は「来年の春には300本のチューリップがすべて咲く。どんな美しさか想像してみてほしい。春にチューリップがどのように咲いたか、写真を送ってほしい」と語った。町の広場の整備は今年7月に始まり、この日は軍人や家族、児童生徒や先生、年金生活者らが土に穴を掘り、球根を植えていった。ゴルノエ地区はかつて軍の町として繁栄したが、1994年の地震で軍が撤退。町は放棄されたが現在も13棟のアパートに約700人が暮らしている。(サハリン・インフォ2020/11/13)
コメント