クリル自然保護区の研究者が国後島で35年ぶりにコハクチョウ3羽を確認した。場所は南部のゴロブニノ火山(泊山)のカルデラにあるゴリャチエ湖(一菱内湖)。記録によると、ロシアのレッドデータブックに搭載されているコハクチョウが国後島で確認されたのは1985年以来。研究者は、コハクチョウは冬に日本、中国、韓国へ移動するが、国後島は渡りルートに位置しており、「長い旅の途中で羽を休めたのだろう」と話している。コハクチョウはロシアの北極海沿岸に分布し、体長115㎝~127㎝、体重は5kg~6kgで、くちばしが黒いのが特徴。(タス通信2020/11/13)
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