ロシア農業省は北方領土周辺の南クリル諸島海域におけるシイラ漁を、資源保護と合理的利用の観点から禁止する方針を決定し、今年末までに導入する。今年、同海域では24トンのシイラが混獲のかたちで漁獲されているが、混獲については引き続き認められる方向だ。同海域でのシイラの推奨漁獲量は20トンに設定されている。シイラはインド洋、太平洋、大西洋の比較的暖かい海域に生息し、2005年-2014年の世界の漁獲量は8万7000トンから11万5000トンで推移している。(サハリン・インフォ2020/11/18)
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