建設ラッシュのパラムシル島 キルギスの労働者150人来島できずピンチ

サハリン州政府が主催した19日の投資協議会で、ちょっとした建設ラッシュが起きている北クリルのパラムシル島で労働者不足の問題が提起された。「サハリンストロイ」のモゾレフスキー社長によると、島の唯一の町セベロクリリスクでは地区中央病院や学校、3棟の集合住宅、小型旅客機の滑走路の建設が進められているが、同社がキルギスタンと協定を結び、チャーター機で運ぶ予定だった建設労働者150人が、新型コロナ感染拡大の影響で足止めを食っている。同社は問題解決のため、ロシア外務省はじめ連邦航空局、サハリン州政府に対して早急な対応を要請した。リマレンコ知事は「モスクワ経由でパラムシル島に労働者をとどけられないか。さもなければ島での建設はストップする」と事務方に檄を飛ばした。(サハリン・クリル通信2020/11/19ほか)

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