色丹島で初めてとなるアスファルト工事を視察したサハリン州政府のオロンツェフ副首相は、工事の質に問題があるとして請負業者にやり直しを指示した。工事はマロクリリスコエ(斜古丹)のソヴェツカヤ通りとテレシコワ通りの約2.5kmで、今年9月に始まった。工事はほとんど完了に近づいていたが、州政府の運輸および道路監視部門の専門家と一緒に視察した副首相は、縁石が不均一で、一部破損していたり、水飽和パラメータや耐水性係数、および圧縮などが標準に達していないとして、やり直しを義務付けた。副首相は「特にクリル諸島では、このような低品質の作業は認められない。結局のところ、資材の輸送コストと特別な島の条件のために非常に高コストになる」と語った。工事の質が低いため、舗装工事の完了は2021年に延期された。(サハリン・クリル通信2020/11/21)
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