「クリル(北方四島)で生まれた人が日本人なら、アラスカで生まれた人は帝政ロシア市民だろ」トルトネフ副首相がジョークで反撃

「私には、これは国際法における新しい立場のように思える。そうであれば、アラスカで生まれた人は帝政ロシアの市民として認識されるべきで、私はその件で外務省と話す準備が出来ている」–。サハリンを訪問しているロシア政府のトルトネフ副首相は、クリル諸島の領有権に関して、米国務省のウエブサイトが、クリル諸島で出生した人を日本人とみなしていることにジョークで反撃した。また、サハリン州のリマレンコ知事は「クリル(北方四島)の住民は他国の市民になりたいとは思っていない。ほぼ100%の住民がロシアの領土であると答えた世論調査さえある。クリルはロシア市民が住んでいるロシアの領土である」と言明した。この話題について、ロシアの政治学者イルダス・ヤスリン氏は「今日、世界においては、クリル諸島が日本の島であるという考えが広められている。ロシアへの圧力が高まっている」との意見を発表した。(サハリン・クリル通信2020/12/7)

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