知事、国後島の魚油・魚粉工場視察 新型コロナの影響で建設遅れる 

国後島を訪れているサハリン州のリマレンコ知事は南クリル・ルイブコンビナートがユジノクリリスク(古釜布)で建設中の魚油・魚粉工場を視察した。新工場は、魚の骨や内臓、尾などの水産廃棄物から魚粉と魚油を製造するハイテク工場。案内したコロブコフ代表によると、工場は今年6月~7月に操業を始める計画だったが、新型コロナの影響で遅れている。「工場には様々な国で製造された最新機器が導入されているが、これらの機器の設置と調整を行う外国企業の専門家が島に来ることが出来なかった」という。また、知事はユジノクリリスクにあるスーパー「ドッケル」も視察し、店長や来店客から製品の供給、価格、人々の需要について話を聞くとともに、店内を見て回り、地元の水産企業から新鮮な魚やシーフードが提供されていることを確認した。最後に視察したのは、新型コロナのワクチン接種が始まった地区中央病院。予防接種に訪れた学校の教師と話したほか、ゾロエドヴァ院長から新たに導入されたCTスキャンについて説明を受けた。(サハリン・インフォ2020/12/12)

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国後島・古釜布の魚油・魚粉工場

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