南クリル市長選 立候補者4人が選考委にプレゼン 12月24-26日に全市議16人の投票で決定

南クリル都市管区(※国後島色丹島歯舞群島を管轄)の市長候補を選出する選考委員会が12月23日、国後島ユジノクリリスク(古釜布)の南クリル行政府で開かれた。メンバーは6人で、憲章の規定に基づき、南クリル地区議会からボンダレフ、ゴロザンキン、ウルミアンツの3議員が選出された。加えて、サハリン州政府側委員として、州法務局のヴァシリエフ主任顧問、州パブリック・チェンバーのヴィコニコフ議長、地方自治局のカバコフ上級顧問の3人が出席した。この日は、市長ポストへの立候補書類を提出した候補者が地区議会議長室に集まった。候補者の顔ぶれはサハリン本島ユジノサハリンスク在住のパベル・ゴミレフスキー氏、地元ユジノクリリスク在住のアレシア・スカレポワ氏とアレクサンドル・ヤロヴォイ氏、沿海地方在住のドミトリー・コヴァレンコ氏の4人。午前中、選考委員会が各候補者から南クリル地域の発展に向けた独自のプログラムについてプレゼンを受ける。その後、選考委員会は候補者を4人から2人に絞り込んで、地区議会(12月24日–26日)に提案し、国後島色丹島から選ばれている全議員16人の公開投票により新市長を決定する。投票で選出された新市長は地区新聞「国境にて」に投票結果が告示された後、15日以内に就任の宣誓を行い、職務を遂行しなければならない。(サハリン・インフォ2020/12/23)

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市長候補に名乗りを上げた4氏

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