択捉島 名誉市民表彰制度創設 報奨金毎月1万ルーブル支給、死亡時に8万ルーブル

クリル地区議会はクリル都市管区(択捉島などを管轄する自治体)の名誉市民の称号に関する条例規則を承認した。それによると、名誉市民の対象となる活動分野として教育、公衆衛生保護、慈善活動、地域の社会・経済・文化的発展及び国際的活動が明示されている。男性の場合は、クリル地域で少なくとも40年以上、女性は35年以上の実務経験が必要と規定している。自治体で役職に就いている公務員は、離職から5年以上経過しなければ対象にならない。名誉市民の称号授与の決定は地区議会が行う。名誉市民にはバッジや証明書が贈呈されるほか、市長や議長から特別な待遇で歓迎を受ける権利が与えられる。また、行政府が主催する文化行事やスポーツ、レクリエーションに無料で参加できる。さらに、毎月1万ルーブルの現金が支給され、死去した際には8万ルーブルを上限として葬儀費用が自治体予算から支出される。(サハリン・インフォ2020/12/24)

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