12月23日にサハリンに到着した新型コロナウイルスのワクチン「スプートニクⅤ」1,000回分のうち、30回分が24日、択捉島に届いた。クリル地区中央病院のエフゲニー・デミャニシン院長は「今回は学校や幼稚園の先生、職員用だ。地域での集団予防接種は、おそらく年明けに始まる」と話している。同病院はこれまでに20回分のワクチン受け取っており、医療機関の従業員が予防接種を受けた。サハリン州政府によると、 18〜60歳のサハリンとクリル諸島のすべての居住者は予防接種を受けることが出来る。ワクチン接種後の症状として発熱、脱力感、発赤、痛みのほか、まれに吐き気、消化不良、食欲減退が見られるという。サハリン州は来年2月末までに、合計33,000回分のワクチンを受け取る予定だ。(択捉島の新聞「赤い灯台」インスタグラムより)
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