南サハリンから3人の太公望が国後島にやってきた。ユジノサハリンスクの漁師ウラジミールさんたち3人は1月5日、国後島に到着した。昨年の新年・クリスマス休暇に続き2年連続だ。ユジノクリリスク(古釜布)はサハリン本島のユジノサハリンスクより、ずっと暖かく気温はマイナス7度。そして無風。絶好の釣り日和だった。到着するやいなや釣り竿を持った3人はラグンノエ湖(ニキショロ湖)に向かった。例年より冷え込む日が多く、湖の氷は十分厚みを増して安全に釣りができる。この日は数時間でアメマスやラッド35匹を釣り上げた。満足のいく釣果だった。地元の釣り人の間ではアメマスよりもラッドの方が価値があるという。今日、観光客はラグンノエ湖よりも大物が期待できるぺスチノエ湖(東沸湖)で釣り運を試す予定だ。(サハリン・クリル通信2021/1/6)
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