1月15日の金曜日、別の低気圧がクリル諸島を襲った。択捉島クリリスク(紗那)は雪で覆われ、キトブィ(内岡)では数時間にわたり停電が発生した。学校は臨時休校になった。クリリスクでは年が明けてからの2週間の降雨量が53mmに達した。これは1月の月平均降雨量85mmの半分以上だ。地元新聞「赤い灯台」によると、大晦日以来、択捉島は暴風雪が続いている。気象予報官によると、昨年の年明けは14日間でわずか19mmだった。「2015年まで、択捉島では月に130〜140 mmの降水量があったが、その後は減少していた」と、気象観測所のオルガ・ロモバ所長は言った。「赤い灯台」は、朝5時から道路の除雪作業が行われていると伝えている。(サハリン・クリル通信2021/1/16)
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