ロシア正教会の神現祭にあたる19日未明、国後島では信者たちが寒水で身を清める沐浴が行われた。ヨルダン川でキリストが洗礼を受けた記憶を称える宗教行事。沐浴場が造られたのはユジノクリリスク(古釜布)から8km離れた湧き水が出る山中。この夜は教会で徹夜祷が催された。この後、水はすべて聖なるものになると信じられており、信者たちは氷に穴を開けて冷たい水で身を清める。ユジノクリリスクだけでなく、ゴリャチエ・クリュチ(瀬石)やラグンノエ(ニキシロ)からも信者が集まり、次々と水に入った。(サハリン・インフォ2021/1/19)
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