択捉島のボクダン・フメリニツキー(散布山)で22日、フリーライド・スキーをしていたグループが雪崩に巻き込まれた。最近の爆弾低気圧がもたらした大雪の後、手つかずの雪はフリーライドのファンを磁石のように引き付けているが、専門家は「雪崩の可能性がかつてないほど高まっている」と警告している。グループが山の南東斜面の下を通過した時、雪の表層部分が剥がれ落ちた。幸いケガをした人はいなかったが、グループの1人が撮った動画では、厚さ50㎝ほどの雪の層がずり落ちたのが分かる。ロシア科学アカデミー極東支部極東地質研究所で雪崩や泥流を研究しているユーリ・ゲンシオロフスキー氏は「雪はパフケーキのような状態で、簡単に雪崩が起きる。運が悪ければ、それは完全な深さで引き裂くことになる。特にスノーモービルは危険だ」と警告している。(mk-sakhalin.ru 2021/2/22)
コメント