ロシア軍東部軍管区は、クリル諸島の国後島で、敵の上陸を想定した戦術演習を開始した。訓練には太平洋艦隊とクリル諸島に駐屯している機関銃砲兵師団の兵士1000人と戦闘機、ヘリコプター、UAV(無人航空機)など300の装備が使用されている。訓練の初期段階で軍は国後島のゴリャチエ・クリュチ(瀬石)とラグンノエ(ニキシロ)に集結し、UAVを使用して上陸を試みる敵に対する防御スキルを高めるとともに、電子制御の手段をテストする訓練を行う。指揮官はロシア軍の英雄ウラジミール・ベリャフスキー少将。ロシア軍は2月24日、超音速ミサイルを破壊できるS-400地対空ミサイルシステムをサハリンに配備、運用を開始している。(サハリン・クリル通信2021/2/26)
コメント