12日の根室市議会定例月議会で石垣雅敏市長は、終戦まで北方領土・国後島と根室を結んだ電話用の海底ケーブルの中継施設「陸揚庫」の有効活用に向け「6月をめどに専門家会議を立ち上げる」と述べた。(北海道新聞根室版2021/3/13)
石垣市長は四島との自由往来を見据え、地域振興策を検討する専門家会議の新設を公約に掲げていた。昨年3月にも設置する予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で遅れていた。
陸揚庫については昨年8月に文化庁の文化財調査官が現地調査を行い、今年1月に市教委が文化財登録の申請手続きを行った。石垣市長は「市民はもとより根室を訪れる方に周知し、積極的に活用したい。具体的な方法は専門家の助言を受けて判断する」と述べた。久保浩昭氏(大地)への答弁。
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