ロシアの火山のほとんどはカムチャツカ半島とクリル諸島(千島列島)にあるが、モスクワ大学の研究チームがその中で最も危険な火山として、カムチャツカ半島のシベルチ火山を挙げ、注意を喚起している。オレグ・メルニク研究室長は「クリュチの町に近いシベルチ火山は非常に活発で、爆発的な噴火が起こっている」という。特別な監視が必要な16の火山リストのうち、カムチャツカからはシベルチのほかに、アヴァチンスキーとコリャクスキーの2つの火山が含まれている。クリル諸島には68の火山があり、このうち37の火山がアクティブな状態にある。中でも北クリル・パラムシル島のエベコ火山は最も活発に活動している火山の1つだ。(サハリン・クリル通信2021/3/31)
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