国後島のメンデレーエフ空港に到着した際に、ロシアの通信事業者から送られる「ようこそ日本へ」というSMSメッセージが受信される問題で、ロシアの通信規制当局ロスコムナゾール(通信・情報技術・マスコミ監督庁)は、国後島内のモバイル通信の電波状況の検査を実施する。サハリン州のリマレンコ知事がロシア連邦政府のデジタル開発大臣と会談で、この問題を取り上げたのを受けた措置。ロスコムナゾールは国後島内の公道やパブリックスペースで電波状況をモニタリングし、調査の結果に基づいて、ロシアの通信事業者の基地局の信号レベルを決定する。(サハリン・クリル通信2021/4/5)
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