昨年2020年に7,800人の観光客が国後島と色丹島を訪れた。そのうち6,600人が市街地のホテルに宿泊した。2つの島には9つのホテルがあり、部屋の総数は64室、定員は148名。国後島のクリル自然保護区を訪問した観光客は南クリル地域の住民658人を含めて1,700人。さらに、7つの調査隊が訪れた。南クリル行政府はゴロブニン火山(泊山)カルデラとベスロ岬(ケラムイ崎)の展望台改修やメンデレーエフ火山から噴気孔への観光ルートとラグンノエ湖(ニキショロ湖)のレクリエーション施設、ユジノクリリスキー岬(大崎)にある灯台エリアの整備を計画しており、2021年に7,590万ルーブルの観光開発予算をサハリン州に申請している。その中で、観光ルートの整備や周遊バス、スノーモビルなどを購入したい考えだ。(サハリン・インフォ2021/4/11)
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