「100年間も埋葬されていないレーニンの遺体を択捉島に埋葬しよう」–ユジノサハリンスク市議会のアレクサンドル・アニストラトフ議員はSNSで訴えた。世界のプロレタリアートのリーダーの誕生日を祝い、州都の共産党員が州都の広場にある記念碑に花を捧げた。市議は「私たちの美しい国の中心部に埋葬されずにいる彼の遺体について話したい。レーニンを人間的な方法で埋葬し、その場所として択捉島を選択する予定だ。この方法でいくつかの問題を解決できる。一つは日本の領土要求。レーニンが埋葬されている島をどうしてあきらめることができようか。この問題に終止符を打つことができる。さらに観光客が島を頻繁に訪れることになる」と提案した。ユーザーからは日本に近い国後島に埋葬した方がいい、という声があがった。共産党の同僚たちは何の反応も示していない。来週の市議会でアニストラトフ議員はこの提案について発言するだろう。レーニンの遺体を埋葬すべきという考えは、常に人々の話題に上って来た。(サハリン・インフォ2021/4/23)
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