2番目の北方四島フェリー「レオーノフ」号 北極海航路でサハリンに入る

北方四島航路のために新造された2番目のフェリー「パベル・レオーノフ」号は、造船所があるサンクトペテルブルクから北極海航路を使ってサハリンまで移動する。姉妹船の「ネベルスコイ提督」号は、スエズ運河を経由して23,000kmの距離を約60日かけてサハリンに到着した。北極海航路を使うとサンクトペテルブルク–サハリンは1万3,500kmと半分で済む。サハリン州にとって新造フェリーを北極海航路を使って移動させることは象徴的な意味を持っている。特に母港となるコルサコフ港は北極海航路を使ってアジア太平洋地域の国々に向かう船舶の中継地となることを目指している。8年前、北方四島航路に就航するために来た悪名高き「ポラリス」号は北極海航路を利用し、わずか4週間でサハリンに到着した。(サハリン・インフォ2021/4/26)

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