桜前線、根室に到達 「遅咲き日本一」

 根室市と市観光協会は10日、市内の標本木のチシマザクラが開花したと発表した。気象庁の観測地点で今年、最後に開花が確認された釧路市稚内市より2日遅く、2年ぶりの「遅咲き日本一」となった。(北海道新聞2021/5/10 )

 根室では気象庁根室測候所廃止に伴い、2011年から市と協会が独自に観測している。今年の開花は昨年より1日遅く、平年より8日早い。昨年は釧路、稚内両市が遅咲き日本一だった。

 10日午前、市観光協会の職員らが根室地方合同庁舎前庭の標本木で開花を確認した。同協会の観察に協力する元気象庁職員の船山岩雄さん(75)は「3、4月の根室の気温は高かったけど、5月に入って10度に満たない日が続き、開花を多少遅らせたようだ」と話していた。(武藤里美)

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