国後島の森林 トウヒ類のキクイムシ被害が広がっている

サハリン州林業・狩猟庁のトップにサハリンの科学者キリル・コルズニコフ氏が就任した。5月の連休明けから、サハリン南部と国後島の森林で問題になっているトウヒ類のキクイムシ被害の対応に着手する。2015年から枯死が広がっており、サハリンと国後島で現在1万2,000ヘクタールが被害を受けているとみられる。最悪のシナリオでは、今後3~4年以内にアヤン・スプルースとグレン・スプルーフが枯死する。すでにキクイムシ対策のワーキングチームが組織され、今後会議や視察が行われる。(サハリン・インフォ2021/5/7)

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