サハリンのポロナイスク(旧敷香)の住民たちは、十代の少女が大相撲の横綱大鵬の銅像の頭の上に乗って遊んでいたことに憤慨している。ポロナイスクの新聞ズヴェズダがインスタグラムに、住民が撮った映像を公開した。地元紙によると「少女は近隣に住んでおり、この件で親が行政上の責任を負うことになった」という。地元警察当局は「少女の身元が判明し、今日にも両親が説明にくる。親が未成年者の養育に対する責任を果たさなかったとして、行政犯罪法違反に問われる」とコメントした。ズヴェズダ紙によると、ポロナイスク生まれの大鵬の銅像は、7年前に日本側の費用で設置された。除幕式には制作した彫刻家の鎌田俊夫氏が出席。同紙は記事の中で「この記念碑が日ロ両国民の尊敬と友好、協調の象徴となることを願っている」という鎌田氏の言葉を改めて伝えた。(サハリン・クリル通信2021/5/31)
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