国後島を拠点にヨット・クルージング 8月-9月に6回 費用は17万ルーブル

モスクワの企業「風の力」が国後島を基地港にして、ヨットによる北方四島を含むクリル諸島のクルージングを計画している。サハリン州政府のロマシェフスキー観光大臣によると、7月にも同社が購入した2隻(ドイツ製ババリアC50)のヨットが到着する。同社はヨットスクールやクルージングを手掛けており、クリル諸島では 8月から9月にかけて6回のクルージングを予定している。費用は8日間で17万ルーブル。ヨットは現在ウラジオストクに移送中。乗員を配置して国後島に向かう。ツアー主催者の「風の力」は国後島の単一企業「南クリル・ドッケル」(ビザなし渡航の四島側窓口企業)と詳細を詰めている。同社の公式ウエブサイトでは、アレクセイ・エゴロフ船長が「8月から無限に美しくミステリアスなクリル諸島を探検しよう」と呼びかけているが、一方で「クリル諸島のクルージングは潮流を考慮しなければならず、本当に難しい。ヨットマンによる研究が不十分な地域であり、今後蓄積していかなければならない」と語っている。モスクワ市民の関心は高いという。(サハリン・クリル通信2021/6/2)

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