新造フェリーの乗客は船内で何を食べたか? キッチン・スタッフはベテラン女性

6月2日に四島航路に就航した新造フェリー「ネベルスコイ提督」号の乗客は何を食べたのか。択捉島への初航海に同乗したサハリン・クリル通信の記者が報告する。同船の料理人の仕事は朝6時、朝食の準備から始まる。メニューはミルク粥、サンドイッチ、ソーセージ2切れに紅茶かコーヒーのセットだ。料金は280ルーブル。朝食と並行して昼食の準備に取り掛かる。メインのスープはボルシチまたはラッソリーニクとサラダのセットで510ルーブル。ディナーは卵を使ったスープやパスタ、カツレツなど温かい料理を提供し、これが480ルーブル。「ネベルスコイ提督」号のキッチン・スタッフは女性だ。「海野上での仕事は初めてではない。一番長くて1年働いたこともあるので慣れている」と、責任者のエレナ・グデイベルディエワは笑った。彼女は8年間、船での仕事を続けている。泳ぎは出来ないが、怖くはないという彼女には、7人の孫がいるが1年以上も会えていないという。パンを焼くマリナ・チェルノバは「乗客と乗務員に食事を用意するのが仕事。お腹がすいていては船酔いが酷くなるから」と言った。(サハリン・クリル通信2021/6/4)

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