あの豪華客船ダイヤモンド・プリンセス 択捉海峡を通ってサハリンへクルーズ

昨年新型コロナウイルスの集団感染が発生し、7人の乗客が死亡した豪華客船ダイアモンド・プリンセスが9月に、東京から北海道へのクルーズ中に(※北方四島択捉島とウルップ島の間の択捉海峡を通って)サハリンのコルサコフに寄港する。乗客は上陸し、かつて日本の「植民地」だった美しい街を見て回る。(サハリン・クリル通信2021/6/17)

※ダイヤモンド・プリンセス内での新型コロナによる死者は13人、感染者712人である。択捉海峡といえば、6月中旬にロシア軍が「爆撃」訓練を行うと通告してきた海域。

 

ロシアが北方領土周辺海域で「爆撃」通告、軍事演習か 日本政府は情報収集

(産経新聞2021/6/15)

 ロシアが不法占拠する北方領土周辺の海域を指定して、3日間にわたり「爆撃」を行うと日本側に通告し、日本政府が外交ルートで抗議していたことが15日、政府関係者らへの取材で分かった。政府は軍事演習を行うとみて情報を収集している。

 外務省によると、ロシア側は13日、16~18日に択捉島とウルップ島(得撫島)の間を通る択捉海峡の海域で、爆撃を行うと通告した。日本政府は13日付で「北方四島に対するわが国の立場と相いれず、受け入れられない」などとロシア側に抗議した。

 ロシアは北方領土の実効支配を強める政策を進めており、経済活動の拡大のほか、軍備の増強や演習も実施。2月にも国後島択捉島で艦船や航空機などを投入した大規模な軍事演習を行うなどしていた。

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