北方四島の人々の暮らしや景観、動植物などを紹介した「クリル諸島(千島列島)—真珠のネックレス」と題した本の出版発表会が、サハリン州ユニバーサル科学図書館で行われた。この本は2部構成(択捉島編と色丹島編)で、ロシア地理学会の175周年を記念して出版された。観光客、旅行愛好家、ツアーガイドを対象として書かれている。著者はサハリン国立大学のイリーナ・カベリーナさんと極東に関する多数の著書があるガリーナ・アルキポワさん。カベリーナさんは「ガリーナがこのアイデアを提案してきた。多くの人々に自分の目でクリル諸島の信じられないほどの美しさを見てほしい。旅行のための興味深いルートを選ぶのに役立つと思う」と話している。主催者であるサハリンの旅行代理店の代表アンドレイ・カフカンさんは「旅行ガイドのトレーニングのための優れた本であり、人気のあるルートと観光客が直面するかもしれない危険を詳細に説明している」と高く評価した。(サハリン・インフォ2021/6/21)
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