1日の平均気温が10度を超えるようになった国後島。それはまた、触れればかぶれの原因にもなるヤマウルシやツタウルシなど危険な植物と接触する機会が増えるシーズンを迎えたことを意味する。こうした大型の植物は、ゴロブニン火山のカルデラやストルボフスカヤ・トレイル(生態系の径)でみられる。クリル自然保護区は、体に害を及ぼす植物との適正な距離を維持して観察するように注意を促している。一方で、長い間、国後島のシンボルの一つになっているマグノリア(ホウノキ)が美しい花を咲かす季節でもある。国後島はロシアで唯一、マグノリアが咲く場所で、世界の生息地の北限でもある。ストルボフスカヤ・トレイルからトレチャコボ(秩苅別)に向かう途中で見ることができる。(Citysakh.ru 2021/6/25)
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