国後島への出発まで2時間 択捉島を楽しむ方法教えます

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北方四島航路に就航した新フェリー「ネベルスコイ提督」号に乗って、サハリン・クリル通信の記者が択捉島に到着。次の島、国後島へ向けて出発するまでの2時間を最大限活用して択捉島観光を行った。フェリーが停泊している2時間で、択捉島を楽しむ方法をあなたに教える。択捉島は何と言っても温泉が有名だ。それはバランスキー火山(指臼山)の麓にある。地元住民によると、以前はウオッカの空き瓶やタバコの吸い殻が散乱していたが、ギドロストロイが管理するようになって、手入れが行き届きとてもきれいになったという。ここに入るには観光客なら1,500ルーブル、地元住民なら500ルーブルの入場料がかかる。タクシーを使ってバランスキー温泉に行くことも出来る。料金は約5,000ルーブルくらいだ。タクシーは空港や港から観光地まで送迎してくれる。温泉に向かう途中、噴気孔や地熱発電所に立ち寄ることもできる。発電所は閉鎖されているが、地中からの蒸気はまだ噴出している。マグマから放出された高温ガスは、地表の割れ目から逃げ出す。泥をすくい集めて、あなたはフェイスマスクを作ることさえできる。ただし、噴気孔を一人で歩くべきではない。やけどする危険があるので、やはりガイドを依頼した方がいい。ちなみに、温泉への途中で、取材スタッフは2頭のクマに出会った。そのうちの1頭は、我々の存在に不快感を持ち続け、攻撃しようとしたことを付け加えておく。(サハリン・クリル通信2021/6/26)

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