サハリン州のリマレンコ知事が29日に択捉島を訪問し、クリル諸島社会経済発展プログラム(2016-2025)に基づいて、レイドヴォ(別飛)に建設中の新しい中等学校を視察した。知事は「子供たちの学習のために最高の環境を整えることは非常に重要だ。レイドヴォの学校がまもなく完成することを嬉しく思う」と語った。130人以上の児童生徒が学ぶ校舎には一般教室のほか、講堂や食堂、医務室、実習室、図書室があり、体育館は別棟に配置されている。校庭には100mのサッカー場やトラック、テニスコートも備えている。新校舎は85%完成しており、2021年11月に開校する。知事は2019年5月に択捉島を訪問した際に、同校の着工式に出席している。(サハリン・メディア2021/6/29)
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