択捉島 魔法使いの知事は住民との直接対話で、何を約束したか?

住民にとってサハリン州知事との直接対話の機会は、長い間、地元行政では解決されない問題を一気に動かす絶好の機会だ。サハリンには少なくとも、そんな魔法使いが1人いることは喜ばしいことだ。択捉島を訪問中の知事は何を約束したのか。住民との懇談の中で、現在毎日運航しているサハリン–択捉島便を7月から2便増加すると語った。新たに便が追加されるのは金曜日と日曜日。択捉島では夏の間、飛行機のチケットが取れなくなり、住民が不平を述べた。知事は「フェリーは現在2隻体制で運航しており、新造船がさらに1隻加わる」と説明、交通アクセスの改善は州政府の最重要課題と述べた。また、歯科治療における入れ歯などの補綴物について、地区中央病院で対応できるようにすると約束した。さらに、来年にもコンピュータ断層撮影装置(CT)を購入するよう指示を出した。住民はサハリンまで行く必要がなくなる。択捉島住民にとつてもう一つの大きな問題は地域によって高速インターネットが利用できないこと。リマレンコ知事は州政府デジタル技術開発大臣に電話し、この問題を解決するよう指示した。(サハリン・クリル通信ほか2021/6/30)

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