ロシア外務省のザハロワ報道官が3日、陸上自衛隊とアメリカ陸軍による「オリエントシールド」の一環として、別海町などにある矢臼別演習場で行われた日米共同訓練に対して、「ロシアの国境近くで行われた前例のない規模の作戦に注意を払わざるを得ない。日本当局のこの路線を注意深く監視し、必要に応じて適切な対応措置を講じる」というコメントを発表した。「今年6月29日の岸防衛大臣は北海道を視察し、日本にとって北方の守りも決定的な重要性を持つと指摘した。ご存知のように、北海道の隣国はロシア1つだけであり、それは日本政府が軍事分野で何を目指しているかを示している。同時に、日本は、私たちの正当な安全保障上の懸念についてのロシアとの建設的な対話から離れ、この分野で信頼醸成措置を構築する方法を議論することからも離れ続けている」などしている。(ロシア外務省2021/7/3)
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