メディアプロジェクト「南クリル諸島–ロシアのユニークな島の自然」の取り組みがスタートした。プロジェクトは、クリル自然保護区がロシア地理学会の支援を受けて、フイルムスタジオAVESと共同で、国後島、色丹島、歯舞群島のユニークな自然や動植物などを映像で記録し、いわばビデオ百貨辞典を制作するプロジェクト。これまでにストルボフスカヤ生態系の径(トレイル)やトレチャコフスキー温泉、ベスロフスキー半島(ケラムイ崎)、ゴロブニン火山(泊山)のカルデラなどでの撮影が終わっている。フイルムスタジオAVESは自然や科学のドキュメンタリー制作で定評がある。(クリル自然保護区2021/7/6)
ゴロブニン火山のカルデラ。中心にはキピャシチェエ湖(ポントウ沼)と2つの噴火口がある。写真ニキータ・ビシュネフ
保護区スタッフと一緒に国後島のヘビを撮影するAVESクルー。写真イリヤ・ビシュネフ
国後島のストルボフスカヤ生態系の径で行われた撮影の様子。写真ニキータ・ビシュネフ
ヘビの測定を行う保護区スタッフ。写真イーゴリ・ビシュネフ
日光浴をするヘビ。写真イリヤ・ビシュネフ
昆虫の撮影に取り組むAVESクルー
フタリシズカはロシアでは国後島だけで見られる。写真イーゴリ・ビシュネフ
アオマムシグサ。サハリン州のレッドデータブックに搭載され、水差しのような珍しい形の花を持っている。写真イーゴリ・ビシュネフ
ストルボフスカヤ生態系の径のオオバボダイジュ。写真ニキータ・ビシュネフ
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