サハリン州創設75周年を記念して州政府は、各自治体に地域の発展に貢献した人々を選定してもらい、功績をたたえて街路にその人の名前を付ける「サハリンの街路」プロジェクトを展開している。択捉島を管轄するクリル地区では、このほど郷土博物館で選定会議が開催され、教師や漁業者など住民4人を推薦することに決めた。クリル地区から選ばれたのは教師のセミョノワ・セルゲーヴァさん、漁業労働者のヴァシリー・ボンダレンコ氏とエフゲニー・ファディ―フ氏、アンドレイ・エヴドキモフ氏。また、将来的に住民の名前を付ける街路の場所を「創造者の広場」エレアとし、レッドデータブックに載っている樹種の中から、択捉島で生育できるチシマザクラやイチイなどを植樹することを提案した。街路に名前が付く人は州全体で75人とされている。(択捉島の新聞クラースヌイ・マヤークのインスタグラム2021/7/16)
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