有害な煙が国後島、択捉島に到達 シベリアの山火事の影響

シベリアの山火事によって発生した有害物質を含む煙が21日、国後島択捉島にも到達した。昨日まで空気がきれいだった択捉島リリスク(紗那)が5ポイント、国後島ユジノクリリスク(古釜布)が7ポイントに上がった。大気の質は10段階で評価され、1〜3ポイント(きれいな空気)、4〜7ポイント(不純物の含有量が問題ない状態)、8〜10ポイント(不純物の含有量が高い状態)。8ポイント以上では、最大許容濃度の値を超えた状態になる。ユジノクリリスクでは21日午後8時から指標が7ポイントに上昇した。クリリスクでは大気中の有害物質が増加しているが、最大で5ポイントだった。ユジノサハリンスクは健康に影響を与える8ポイントを上回っている。(サハリン・インフォ2021/7/22)

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