国後島 クリル自然保護区がクマへの注意呼びかけ 「ゴミを持ち帰り、エサをやらない」

今年の夏、クリルの住民や訪れる観光客がクマと遭遇する機会が増えている。国後島のクリル自然保護区は、「クマやキツネにエサを与えることは、彼ら自身の早期の死と人間に対するリスクを拡大させる。原則は持って行ったモノは持ち帰り、野生動物にエサをやらないことだ」と注意を呼び掛けている。島ではゴミ箱の配置が厳しく規制されている。家庭ごみは動物のエサになる。ユジノクリリスク(古釜布)市街でさえ、エサを求めてクマが現れる。7月末に、若いクマがストルボフスカヤ・トレイル(生態系の径)に定住した。キャンプを楽しんだ人たちや行楽客が春の終わりに、食べ物の残飯を放置した場所だ。空き缶や瓶などのポイ捨ては少なくなっているが、多くの人は森に食べ物を捨てている。8月1日に、観光客のグループをケアしていた自然保護区のスタッフにクマが向かってくる出来事があった。人間を襲うことが目的ではなく、クマは自分のテリトリーを守ろうとした。その時は、観光客全員が大声で叫び、クマを怖がらせて事なきを得た。(kurilnews.ru 2021/8/6)

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ストルボフスカヤ・トレイル(生態系の径)でクマと会う。写真 アーメン・ペトヤン

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クマはしばしば魚が捕獲できるエサ場を守るが、ベリーがとれる野原にも潜んでいる。絶対に近づかないように。写真マリア・ネステレンコ

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この場所からそう遠くないところに、観光客は昼食のために立ち寄る。残された人間の食物は、クマがこのエリアを占領する理由になった。写真マリア・ネステレンコ

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国後島ユジノクリリスク(古釜布)–ゴロブニノ(泊)道路で。写真ニキータ・ヴィシュネフ

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キツネは時々道路の近くで「施し」を期待して待っている。写真イーゴリ・ビシュネフ

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