択捉島クリリスク(紗那)の郷土博物館の入館者が今年1月からこれまでに4,165人に達し、早くも前年の3,900人を上回った。同博物館では展示をリニューアル中で、さらに多くの注目を集めそうだ。リリア・パリィ館長によると、「択捉島のユニークな自然の特徴を明らかにするジオラマを制作することにした」と語り、サハリン在住の芸術家ウラディスラフ・ゴロザノフさんを制作のため島に招いた。「川、森、火山、海などエトロフ全体が表現される」とリリア館長。ゴロザノフさんは「エトロフの太陽、霧、様々な雲。針葉樹と落葉樹からなる植生のハイライト…それはクリル・カラマツだろう」と話し、ヤンキト地区から溶岩を持ち込むなど天然素材にこだわって制作している。(クラスヌイ・マヤークのインスタグラム2021/8/10)
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