国後島ユジノクリリスク(古釜布)の市営の集合住宅で、水道管の破損が原因で室内が水浸しになっている。すでに1週間以上が経過しており、住民は床のリノリウムが浮き上がり、壁紙が剥がれるなどの被害に苦しんでいる。住人の女性は夫と子供の4人家族。市営の集合住宅は4年前に建てられたばかりだが、敷地内では水道管が破裂し、水が噴き出でる事故が起きていた。女性によると、管理会社はひびが入った部分を取り換えたが、室内への浸水に対しては対応してくれなかったという。「市営住宅なので、私たちに責任はない。計画外の費用を払う余裕はない」と女性は話した。astv.ruが南クリル地区行政府に問い合わせた。行政府が管理会社に連絡し、8月20日に室内を修繕することが決まったという。(astv.ru 2021/8/17)
コメント