北方領土から来たというロシア人男性が根室管内標津町で見つかり、道警が事情を聴いていることが20日、政府関係者らへの取材で分かった。男性は「国後島から泳いできた。日本に亡命したい」と話しているといい、札幌出入国在留管理局が男性から詳しい事情を聴き、今後の処遇を判断するとみられる。(北海道新聞2021/08/21)
関係者によると、男性は19日夕、標津町内にいるところを町民が発見し、警察に通報した。目撃者などによると、男性は20~30代とみられ、スポーツウエアのような上下を着てスニーカーを履き、帽子をかぶっていたという。
“国後島から海を泳いできた” ロシア人名乗る男性が亡命希望
(NHK北海道2021/8/21)
20日、道東の中標津警察署でロシア人を名乗る男性が話を聞かれ、国後島から海を泳いできたと説明した上で第三国への亡命を希望すると話したことから、関係当局が詳しい経緯などの聞き取りを進めています。関係者によりますと、20日、ロシア人を名乗る外国人の男性が中標津警察署で話を聞かれた際、国後島から海を泳いできたと説明した上で第三国への亡命を希望すると話したということです。本人が亡命を希望していることを踏まえ、関係当局は身元の確認を進めるとともに、詳しい経緯などの聞き取りを進めています。
亡命希望のロシア人が北海道に「国後島から泳いできた」
(共同通信2021/8/21)
ロシア人の男性1人が北海道東部に上陸し、道警が事情を聴いていることが20日、政府関係者らへの取材で分かった。「亡命のために国後島から泳いできた」と話しているという。国後島から北海道東部の沿岸部までは約20キロ。政府関係者らによると、札幌出入国在留管理局に男性の身柄を移し、実際に泳いできたのかも含めて入管当局が今後詳しい経緯を調べ、「一時庇護」により上陸を許可するか、本国へ送還するかを判断する見通し。
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